第662話 「黎の軌跡Ⅱ」クリア感想(前)
- 2022/12/10
- 14:57
ゲーム「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ -CRIMSON SiN-」
2か月半かかりましたがクリアできました。
ストーリーとシステムを分けて感想を書きたいです。
前編は物語について。
黎の軌跡ラジオでも言及していたと思いますが
シンって「罪」という意味なんですね。
完全に前作の続きから始まるお話なので
黎Ⅰからのプレイをお勧めします
(決して、一見さんお断り…という作りではないが
人物や事件、各組織の背景はつかんでおきたい)

軌跡シリーズの中では割とシリアスな物語でした。
序盤から謎の殺人事件が起きるなど驚かせてくれます。
今回はアニエスの曾祖父の遺品《ゲネシス》が
主人公たちや世界の運命を大きく動かします。
何者かの陰謀により主人公などの重要人物が何度も
死亡するが、そのたびにゲネシスの「巻き戻り」現象で
生き返り、残された記憶を頼りに問題を解決していく…
簡単に言えばそのような感じです。
ストーリーの都合上DEADENDを迎えないと進行しない
(行動しだいで回避できる悲劇や
条件を満たすまで繰り返す場面も確認済み)ですが
そちらの内容がいまいち心に響かなかったのが残念。
敵がゲネシスを悪用して人間の心を「侵食」したり
仲間たちの心の隙をついて殺し合いをさせたり、と
なかなかエグい展開でした。
黒幕となる人物には「理想」があるようですが
やりかたが非情なため、信用してくれる仲間がなく
主人公サイドの同情や追悼もほとんど感じません。
「悲劇」は敵の悪しき想いを元に、悪用された
ゲネシスが勝手に生成した(?)ふしがあるかと。

軌跡の特徴といえるシナリオの深さと仲間の友情は
今回も健在で、よかったと思います。
笑いを取る場面もちゃんとあるので安心してほしい。
終盤にはやや引き延ばし的なイベントもありました
(パーティメンバーが「敵が時間稼ぎを始めたな」
と言う始末である)
敵味方問わず、ドライな印象のキャラクターを多く
見受けるけど大抵の者には義理人情を感じます。
サブキャラの詳細な背景や突然の裏切り(?)など
軌跡らしい、プレイヤーを飽きさせない物語でした。
主人公のヴァンを取るのはアニエスか、エレインか、
それとも別のキャラになるのか気になるところだ。
エプスタインが《ゲネシス》を作った理由は今だ不明。
巻き戻りや侵食も機能の一つにすぎないらしい。
《結社》は依然謎が深く、話の解決には先が長そうだ。
創(はじまり)あたりから導力文明の暴走が甚だしく
ゼムリア大陸の未来に注目したいです。

声優陣の豪華さは相変わらず。
メインはもちろん市民の声にも目を向けてみよう。
2か月半かかりましたがクリアできました。
ストーリーとシステムを分けて感想を書きたいです。
前編は物語について。
黎の軌跡ラジオでも言及していたと思いますが
シンって「罪」という意味なんですね。
完全に前作の続きから始まるお話なので
黎Ⅰからのプレイをお勧めします
(決して、一見さんお断り…という作りではないが
人物や事件、各組織の背景はつかんでおきたい)

軌跡シリーズの中では割とシリアスな物語でした。
序盤から謎の殺人事件が起きるなど驚かせてくれます。
今回はアニエスの曾祖父の遺品《ゲネシス》が
主人公たちや世界の運命を大きく動かします。
何者かの陰謀により主人公などの重要人物が何度も
死亡するが、そのたびにゲネシスの「巻き戻り」現象で
生き返り、残された記憶を頼りに問題を解決していく…
簡単に言えばそのような感じです。
ストーリーの都合上DEADENDを迎えないと進行しない
(行動しだいで回避できる悲劇や
条件を満たすまで繰り返す場面も確認済み)ですが
そちらの内容がいまいち心に響かなかったのが残念。
敵がゲネシスを悪用して人間の心を「侵食」したり
仲間たちの心の隙をついて殺し合いをさせたり、と
なかなかエグい展開でした。
黒幕となる人物には「理想」があるようですが
やりかたが非情なため、信用してくれる仲間がなく
主人公サイドの同情や追悼もほとんど感じません。
「悲劇」は敵の悪しき想いを元に、悪用された
ゲネシスが勝手に生成した(?)ふしがあるかと。

軌跡の特徴といえるシナリオの深さと仲間の友情は
今回も健在で、よかったと思います。
笑いを取る場面もちゃんとあるので安心してほしい。
終盤にはやや引き延ばし的なイベントもありました
(パーティメンバーが「敵が時間稼ぎを始めたな」
と言う始末である)
敵味方問わず、ドライな印象のキャラクターを多く
見受けるけど大抵の者には義理人情を感じます。
サブキャラの詳細な背景や突然の裏切り(?)など
軌跡らしい、プレイヤーを飽きさせない物語でした。
主人公のヴァンを取るのはアニエスか、エレインか、
それとも別のキャラになるのか気になるところだ。
エプスタインが《ゲネシス》を作った理由は今だ不明。
巻き戻りや侵食も機能の一つにすぎないらしい。
《結社》は依然謎が深く、話の解決には先が長そうだ。
創(はじまり)あたりから導力文明の暴走が甚だしく
ゼムリア大陸の未来に注目したいです。

声優陣の豪華さは相変わらず。
メインはもちろん市民の声にも目を向けてみよう。
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