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第554話 英雄伝説Ⅳ 朱紅い雫

今回は「英雄伝説Ⅳ 朱紅い雫」を紹介します。
ストーリー的に評価されているのは後発版ですが
ここではあえてオリジナル版の概要を書きます。


朱紅い雫と書いて「あかいしずく」と読む。
Ⅲ(白き魔女)とは違いお話の内容はシビアなもの。
オリジナル版はPC98、プレイステーションなど。
後発版はWindowsのCD-ROM版などで遊べます。
製作は日本ファルコムさん。

ed4-000

プロローグ 
遠い昔、二対の神が争った世界エル・フィルディン。
光のバルドゥスと闇のオクトゥムの戦いの後も
人々は神の運命に囚われ、対立を続けていた。
生き別れになった妹を探す主人公・アヴィンは
「神からの巣立ち」という大きな運命に立ち向かう。

エル・フィルディンの二つの宗教 
光を奉じるバルドゥス教会(正教徒)と
闇を崇めるオクトゥムの信徒(邪宗教徒)。
オリジナルのオクトゥム教はかなり悪く書かれているが
後発版ではそれなりの信念を抱えている。

一風変わったキャラクターメイキング 
序盤では幼少期のアヴィンのある一日を描くお話が。
出てくる選択肢を選ぶことでアヴィンの能力が決まる。

メインストーリーとオープンシナリオ 
妹のアイメルを探し出し、エンディングへと向かう
メインストーリーは必ずこなさなくてはならないが
斡旋所で受けられるオープンシナリオ(依頼)は
任意で引き受けることができる。

ゲームシステム 
宿屋かテントでないとセーブできない、画面の端まで
向かうとスクロールする、などやや古めかしい仕様。
白き魔女と差別化を図るため、わざとそうしたのかも。

仲間を集めるにもお金がかかる 
特定の仲間がいないと突破できない依頼もある。
早い段階で4人パーティにしておきたいところだが
契約料を請求してくる冒険者は多いので要注意。

TCB(タクティクスコンバットバトル) 
戦闘は「ファイアーエムブレム」などのSRPGに
似ているがⅢと同様フィールドがそのまま戦場になる。
行動力の高いキャラほど行動の機会が多く回ってきて
通常攻撃、魔法、道具などを使い敵の全滅を目指す。
各行動に応じたアニメーションが流れるのが見どころ。

経験値は武術・魔術の二つに分かれていて
有効な行動をとると上がる
(攻撃系・黒魔法は命中しないと上がらない。
精霊魔法は呼び出した時点で上昇。
白魔法は移動中に使っても経験が上がる。
MPは宿に泊まる前に使い切ってしまうのが得策)

ソードギルド・マジックギルド 
武術レベルか魔術レベルが一定まで上がると
追加で能力を上げてくれたり魔法を授けてくれる。
武器をもらう場合は勲章5のアイテムがお勧め。

3系統の魔法+1 
白魔法は回復系、黒魔法は攻撃系…というのは
他のRPGでもおなじみのはず。
「効力の重ねがけ」ができる魔法もある
(効力4のデス・クエイクなら敵Aに2回分、
敵B・Cに各1回分とかけることもできる。
上の場合、通常の4倍MPを消費することになる)

精霊魔法は自動で戦う精霊を呼び出すもの。
体力に優れる「地」、バランスの取れた「水」、
攻撃力に特化した「火」、素早い「風」の4種。
一人の術者が複数の属性を持つことはできない。
他に個人魔法なんてのもあるが補助的なもの。

硬派なストーリーに高めのバトル難易度 
英雄伝説としては序盤からつらい展開が続く本作。
ただしⅢ白き魔女、Ⅴ海の檻歌と比べてのことで
笑い話が入るなどユーモアに溢れた一面もある。

PC初回版の一部戦闘はかなり難しくなっており
プレステ版ではゆるめのバランスに修正された。
魔法をはじくアイテムなどでバトルが急に楽になるなど
問題はあるが全体的によく仕上がっていると思います。

ストーリーの詳細は後でゆっくり語るつもりです。

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