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第537話 英雄伝説Ⅲストーリーダイジェスト最終章(21)

まずはお礼から申し上げます。
記事を読んで下さる方々、拍手してくださる方々。
誠にありがとうございます!
 

○ラグピック村・正夢?(7章参照) 
ルデラの関所まで馬車に乗せてもらったジュリオたち。
3か月ぶりに会う両親や村の人々のことを
考えながら、ラグピック村のはずれまで来た。

ジュリオ「ラップじいさん、いるかなあ」
クリス「ラップじーさーん!」


…返事はない。どうやら家にはいないようだ。
ジュリオとクリスは村のほうへ行ってみることにした。
しかし、誰の姿も見当たらない。

クリス「へんね。誰もいないじゃない」
ジュリオ「……」
クリス「みんな、どこ行っちゃったのかしら?」
ジュリオ「まさか…」
クリス「え?まさかって、何よ」

ジュリオ「アロザの宿屋で夢を見たんだ」
クリス「夢って、どんな?」
ジュリオ「あんまりいい夢じゃなかったよ」
クリス「もったいつけないで教えてよ。
よけい心配になっちゃうじゃない」


ジュリオ「う、うん。村に帰ってきた夢なんだけど
その夢と同じなんだ。ラップじいさんは家にいないし
村には誰も。ログ以外は誰もいなかったんだ」

クリス「ログはいたのね」
ジュリオ「うん。でも、倒れてた」


ジュリオは夢の中でログが倒れていた場所へ行った。
そこでは本当にログが倒れている!
彼はうつぶせになってぴくりとも動かない。

クリス「う、うそ…正夢?夢の続きはどうだったの」
ジュリオ「わかんない。起こされたから」
クリス「まったく、誰が起こしたのよ」
ジュリオ「クリスだよ」
クリス「…そ、そうなの?」


恐る恐るログに近づいて様子を見ようとした二人。
ジュリオは彼の肩をゆすってみようとしたが
先にクリスがログの頭を杖でたたいてしまった。

ログ「いてっ。誰だよぅ、俺の頭を叩いたヤツは」
クリス「まぎらわしいわね!
なんでこんなところで寝てるのよ」

ログ「どこにいるんだよぅ、誰だよう…」
ジュリオ「まだ寝ぼけてるよ」


大工の青年ログはジュリオたちが戻ってくることを
聞き、徹夜で歓迎の準備をしてくれていたのだった。
久しぶりの再会を喜ぶログとジュリオ&クリス。
そして西の原では村人がお祝いのため待っていた。


Tips - ログ先輩 -
大工のログはジュリオとクリスの先輩にあたる。
ディーネのシャリネの日記には
「ラグピック村 ログ参上!」と書いてあった。

彼の名前は雑誌やIT用語のログインから取ったのか
それともログハウスから取ったのか?

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