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第709話 三国志・魏最後の皇帝曹奐

せっかくなので魏最後の皇帝のことも書いてみよう。劉禅・孫晧に比べて逸話は少ないが…  曹奐(そうかん) 246~302 在位260~265年 字は景明。曹操の孫で曹宇(そうう)の子。司馬昭に殺された曹髦(そうぼう)の後を継いで即位。先代と同じく、昭の操り人形だった。※画像は光栄さんの「三國志Ⅴパワーアップキット」より 先代の曹髦は司馬昭に挑んだ? 四代皇帝の曹髦は聡明な君主とされている。「司馬昭の心は道ゆく人もみ...

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第708話 三国志・呉の最終皇帝孫晧とは

久しぶりに三国志の話題でも書いてみましょう。暴虐といわれた呉最後の皇帝・孫晧のお話です。 孫晧(そんこう) 242~284 在位 264~280 字は玄宗(げんそう)。孫休の後を継ぎ皇帝に即位。孫休の長男は孫𩅦(そんわん)だったが、家臣たちは孫晧がふさわしいと言い、彼を即位させたという。初めのうちは名君だったらしいが…。※画像は光栄さんの「三國志Ⅴパワーアップキット」より。部下を酒に酔わせて 彼の有名な悪行・その...

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第675話 三国志・リョーカ(廖化)の謎

蜀の成立から滅亡までを生き抜いた武将、廖化。彼にはちょっとした謎があったりする。 元々の名前は淳(じゅん)。または惇(とん)と、いまいち記録が安定していない。また、演義では黄巾上がりの将となっている。黄巾の乱が184年で、蜀の滅亡が263年…廖化は100TH ZONE!まで生きてたのか。元は関羽の部下だったので、そうとう長生きしたのは間違いなさそうだ。ファンの間ではしばしば話題になる「謎」である。 関羽がピンチに陥...

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第610話 三国志 劉備×孔明 ~我ら性格や人材活用の方法は違っても~

パリピ孔明の影響ではないが、三国志についてもう一つ記事を書いてみよう。今回は劉備と諸葛孔明について。例によって正史をベースに書くので、ご注意を。 孔明は54年の生涯の半分を劉備のために使ったが三顧の礼、つまり劉備が孔明の元を3度訪れたのは当時の習慣からして考えにくい…と言われている。ただ、かなり丁寧な迎え方をしたのは確かなようだ。劉備が孔明(当時27)を迎えたのは50歳目前、曹操が反董卓同盟を決断したの...

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第607話 三国志・息子はつらいよ

三国志で活躍した人物の息子・娘もまた活躍するが影が薄く、真相が知れないまま消えていく者も…今回はそういった人物を何人か紹介してみよう。 郭奕(かくえき) 曹操軍で活躍して早世した軍師・郭嘉(かくか)の子。文の道で働いた、曹操の館に引き取られた、などいろいろ言われているが、父同様早死にしたらしい。ある編者は「博学で洒脱だが性格が狭く人の好き嫌いが極端だ。私の子はこのように育ってほしくない」と酷評した...

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第594話 三国志の諸葛恪~意識高い系軍師?~

前回に続いて三国志の記事を書いてみます。諸葛亮孔明の一族は蜀のみならず魏・呉にもいた。兄の瑾(呉)、いとこの誕(魏)などである。今回は諸葛瑾の息子・諸葛恪について書きます。諸葛恪が幼いとき、孫権が顔の長い諸葛瑾をからかってロバの顔に「諸葛子瑜」と書いた。すると諸葛恪は筆を借りて「~のロバ」と書き足す。孫権は彼のことを面白いやつだと褒めた。しかし、父親の諸葛瑾は「あの子は聡明すぎて家を全うすることが...

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第593話 三国志の楊儀~不満吐露はほどほどに~

楊儀は三国志に出てくる人物のひとり。蜀の諸葛亮孔明が五丈原で陣没(234年)した時謀反を起こした魏延を斬って全軍を引き上げた…三国志演義の後半を読んだ人ならご存じでしょう。史実でも孔明の遺言通りに全軍退却に成功した訳だが、その際魏延は命令を破って進撃を続けた。楊儀は「丞相(孔明)の命を無視するとは何事か。謀反人の魏延め!」と叫んだが、魏延は「今攻めなければ丞相の悲願はかなわぬ。楊儀こそ謀反」と言い返し...

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第538話 龐統士元 ~もうひとりの天才軍師の物語~

諸葛亮(孔明)と並び称される軍師、龐統。今回は彼のエピソードをいくつか書いてみます。孔明か龐統、どちらかでも部下にできれば天下を統一できると言われていましたが龐統はどちらかというとワリの悪い人物として描かれています(特に三国志演義)。顔や服装が良くないうえに皮肉ばかり言う…とか。正史でも地味でもっさりしていたと記されています。赤壁の戦いでは、曹操軍の船を鎖で繋いでしまう「連環の計」を仕込むため敵陣...

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第528話 あまり話題にならないうわさの二人(三国志)

本喫茶店の三国志記事はマイナーな話題がメインです。歴史にもとづいたネタが中心になっていますが三国志演義の小説が嫌いなわけではありません。今回は脇役なリーダーを二人ほど紹介してみます。韓馥(かんふく) ~君主の座は荷が重い~ 演義では部下の忠告を軽視して袁紹を招き入れ領地を乗っ取られた韓馥。史実でも消極的な行動が目につく。悪事を行う董卓をみんなで撃退しようという時はかなり迷ったあげく参加した。豊かな...

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第524話 孫権の家臣のみなさんのおかげでした

久しぶりに三国志の記事を書きます。今回は孫権を支えた武将について。周瑜(しゅうゆ) 赤壁の戦いの立役者としてファンにおなじみの周瑜。その後で彼が諸葛亮(孔明)にやられまくるのはほとんど小説(演義)のフィクションだと思われます。ただし、お互い警戒しあっていたのは確かです。孔明は周瑜の死に対し真面目に弔意を示したようです。劉備と孫権の妹の結婚式では劉備を酒やぜいたくで骨抜きにしてしまおうという話があり...

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プロフィール

たつみようへい

Author:たつみようへい
いらっしゃいませ!!

たつみんが、普段Twitterでつぶやかない記事を、ここに載せていきたいと思っています。

更新は不定期もいいところ、といった感じになりそうですが、よかったら読んでいってくださいね!!

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